偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・学級通信・進路通信

生きるということは自分の中にある才能の可能性を引き出し、それを育て、
極限まで成長させ大輪の花を咲かせるということだと私は長い間考えてきました。

瀬戸内 寂聴さん(作家)『あきらめない人生』

 この言葉の後に「そして自分の才能の花が、自分以外の他人を喜ばせること、それが最高の生き方だと私は考えています」と続く。これは、寂聴さんが美空ひばりさんの死を悼み、ひばりさんへの思い出として語った追悼の言葉だ。ひばりさんは自分の才能を開花させた人であり、他人を喜ばせたその生き方に寂聴さんは、ご自分の理想とする生き方の典型をみたのだろう。
(中略)

「何かの為ではなく、そうしたいからするのです」と言って、空きカン拾いをしている若者がいた。「誰かの為に」という気負いも義務感もなく、自分が思ったことを忠実に実行している姿にひどく感動した。ただ、そうした自己決定が肯定的であるならばよいが、「万引きしたいから」「むしゃくしゃして人をなぐりたいから」などの理由で実行されたら大変だ。自分らしさを求めるあまりに他者の犠牲を強いてはならない。人の為と称して偽りの行為をするのではなく、結果として人の為になれば最高の生き方ではないだろうか。

(『生徒に贈る夢と希望がふくらむ150の言葉』佐藤允彦著/ 学事出版より)


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