偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
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対象学校だより・学級通信・進路通信

「がんばらない」けど「あきらめない」

鎌田 實さん(諏訪中央病院名誉院長)

 鎌田さんがつぶれかけた諏訪中央病院に来たのは1974年、25歳のときだった。それ以来、地域に密着した医療、患者の立場に立った医療を求めて尽力され、今日の介護保険制度の先駆的な試みを次々に行ってきた。(中略)

 鎌田さんは「人は“がんばる”というときには、一本の道しか見えていないが、“がんばらない”と生き方のギアチェンジをするとゴールへの道は何通りもあることに気づく。自分らしく生きていけばいい。自分が選んだ道を希望をもって誠実に、ていねいに生きればいい。無理にがんばらなくてもいいけれど、ゆっくりと、人生をあきらめずに生きていけばいい」という。

(『生徒に贈る言葉の花束』佐藤允彦著/ 学事出版より)


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