偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・学級通信・進路通信

「足は残せない」と医師に告知された夜、
母は「神様は乗り越えられない試練は与えないよ」と言いました。
この言葉にどれだけ支えられたことか。

谷 真海さん(「朝日新聞」2018.11.11)

 谷真海さんの名前を出すと、誰もが「あ、あの笑顔の素敵な人!」と言うに違いない。そんな彼女は20歳の時に、骨肉腫で右足の膝下からの切断を宣告された。軽々しい慰め言はまったく通じない。そんな彼女に母親は、やっと夜、標記のような言葉を口にした。(中略)

 それからの彼女は母の言葉を信じて、自らに試練を課す。リハビリしながら陸上競技の走り幅跳びでパラリンピックへ出場という試練である。それを次々に実現した。アテネ、北京、ロンドンと3大会に連続で出場、9位、6位、9位という好成績を残した。

 そしてさらに、自分を超えて、東京オリンピックの招致活動にも関わった。IOC総会の最終プレゼンターとしてのスピーチは各国の評判を呼び、東京開催に大きく貢献した。そこで彼女はより持久力が要求されるトライアスロンでの出場を決意、日々鍛錬に余念がない。

 だが、最近になって、彼女が変更した競技クラスが「東京」から外される決定がなされたのだ、人数が少ないとの理由で。今また彼女に試練が襲ってきている。折れない日々を祈るのみ。

(『月刊プリンシパル』2019年1月号、講話に生かせる現代の名言82/ 学事出版より)


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