偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
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対象学校だより・学級通信

「今日」という日を一日頑張るだけでいい

片岡鶴太郎さん(タレント)

テレビや映画などで活躍している片岡鶴太郎さんは、コメディー・タレントとして知られているが、あまり一般的に知られていない別の顔を持っている。
プロボクサーのライセンスを持っていたり、画家としての顔である。普段は優しい表情しか見せていない片岡さんだが、いったんリングに上がれば闘志むき出しの険しいファイターの表情になり、筆を持ってキャンバスに向かえば芸術家としての繊細な表情になる。

そんな片岡さんの小・中学時代の思い出といえば、お父さんとよく浅草や上野などへ軽演劇を見に行ったこと。
「僕が芸界に身を置くようになったのも、このことが大きく影響していると思います。こんな親父も、一つ悪さをすればもう鬼です。それは厳しかった……」

(中略)

「毎日が本番」が片岡さんの座右の銘。人間というものは往々にして大きな目標を将来的に設定しがちだが、片岡さんはあまり先のことを考えないようにしている。大きな目標を先に置いて、それに向かって毎日毎日やっていると疲れてしまうという。その結果、何もできなくなってしまう。そこで考えついたのが、「とりあえず、今日一日をどれだけ精いっぱい生きるか」ということ。

「僕らの業界では“本番”という言葉がよく使われますが、本番とは明日のことでも昨日のことでもない。今日“いま”が本番なんです。ですから、生ある限り毎日が本番ということになる。将来というのは今日という一日の積み重ねの結果です。夢を持ったら、今日一日だけそれに向かって頑張ればいい。それがズーッと連続していると思うからしんどくなる。疲れたら休めばいいんです。そして元気が出たら、また頑張ればいい」

(『講話が楽しくなる話題の玉手箱』松本陽一編著/学事出版より)


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