偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
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対象学校だより・学級通信・進路通信

耐えられない試練はない。開ける道は必ずある。

森本加代子さん(トラック運転手)

 トラック運転中に阪神淡路大震災に遭遇し、借金までして被災地に救援物資を送り続け『ママトラ奮闘記』の本人が話した言葉です。

 この奮闘を京都教育大学の斉藤栄二教授が知り、高校の英語の教科書に「神戸のサンタクロース」の題で載ることになりました。支援のために借り入れた600万円はまだ返済できず、栄養不足と疲労で左目が失明しかけ、運転免許証の更新も危ういと言われている中での言葉です。

 ひとつのことを一途にすることが、他に対するとともに、自己の喜びにつながっているのではないかと思います。前向きに生きることの大切さに関する訓話に使えます。

(『心を育てる言葉の贈り物』岩田壽夫著/ 学事出版より)


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