偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象 学校だより・学級通信・学年だより

キャッチボールの極意は、相手が捕りやすいよう体の中心に投げることです。
相手が投げたボールが逸れたら、体を動かして体の中心で捕ることです。
心のキャッチボールをすることです。

星野 仙一さん(元・中日ドラゴンズ監督)

 NHKの朝のテレビニュースの中で、プロ野球のキャンプの現場からの中継があり、インタビュアーとして沖縄の少年野球の選手が質問していました。「どうしたらキャッチボールが上手になりますか?」という質問に監督が答えた言葉です。

 茶髪を禁止し、キャンプ中の夜の外出も禁止しました。しかし、選手に期待し、トレーニングが円滑にいくように心を砕きます。そんな心の野球がセ・リーグ優勝を成し遂げました。


(『心を育てる言葉の贈り物』岩田壽夫著/ 学事出版より)


「偉人・達人が残したもの」バックナンバー