偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・学級通信・進路通信

人権を私は次のように考える。
「誰の足も踏まない、誰にも踏ませない」ことへの約束と、
その生活化だと。

落合 恵子さん(作家)

 新聞に連載した「午後の居場所で」というエッセイの中で話した言葉です。続けて、「この場合の『足』とはいうまでもなく、個人の存在そのものという意味」だと。(中略)

「ひとが『生来、差別するものだ』と言い切ってしまうこともまた、『安直な理想主義』同様、『安直な諦観偽善主義』に思える」「むしろ、どのような具体的、心理的状態にいる時、ひとの心に差別意識が芽生え、助長されるのかこそ、もっと深く丁寧に解き明かしていくこと。そのことこそ『ひとの宿題』と言えるだろう」とも。

 それに、「ひとが差別をするものであるなら、それを解消するために動くことができるのも、ひとしかいないはずだ」として、標記の言葉を話しています。

(『心を育てる言葉の贈り物』岩田壽夫著/ 学事出版より)


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