偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・学級通信・進路通信

やりたいことをノートに100個書き出した。
すると、考えているだけの時より行動に移しやすくなる。
心の中で目標が明確になるので、
気持ちがポジティブになれるんです(「からころ」2015.39号)

杉山 愛さん (元プロテニス選手)

 34歳で現役を引退してからも、杉山さんはテニス指導者のほか、情報番組などで活躍している。スムーズな人生の切り替えのように感じられるが、引退直後は相当に悩んだという。その時、思いついたのが、やりたいこと100個の書き出しである。10個ぐらいならいざ知らず、100個とは度肝を抜かれる。

 どんな小さなことでもとにかく書き出す。その中身は多彩だ。「屋久島の縄文杉を見に行く」「富士登山をする」「オーロラを見に行く」などから、「結婚して母になる」「フルマラソンを完走する」等々まで。これらは既に実現して項目から消されたものだ。

 現在は順天堂大大学院のスポーツ健康科学研究科の大学院生でもあるが、これもリストに書いた項目の一つ。(中略)このように自分のためだけではない項目がいくつも書かれている。

 一つ実現したら、また一つ新たな項目を書き足していくという。常に100個の計画で埋まっている。「やりたいことが見つからない」などと、座り込んで思い煩うより、杉山さんのように洗いざらい書き出して、できそうなことから、身体を動かして一つひとつクリアしていく。このポジティブ人生は人を常に新鮮にする。

(『月刊プリンシパル』2015年10月号/ 学事出版より)


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