偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

「心の四季」
 人と接する時は  温かい春の心
 仕事をする時は  燃える夏の心
 考える時は    澄んだ秋の心
 自分に向かう時は 厳しい冬の心

鮫島 輝明さん

 人間関係に疲れ、仕事がうまくいかない時、人はしばしば体調不良になります。そんなバイオリズムに見舞われた時は散歩に出かけたり、見知らぬ街を歩いてみたりするといい気分転換になります。きっと元気の出るような出合いがあるでしょう。

 鎌倉の街を歩いていた時、妙本寺というお寺の掲示板がふと目にとまりました。そこに書かれていたのがこの言葉だったのです。私は時の経つのも忘れてこの言葉を読み返していました。

(『子どもの心を育てる珠玉の言葉』佐藤允彦著/ 学事出版より)


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