「防災はがき新聞」で防災対応力を高める!

多様な災害イマジネーションを育む
「防災はがき新聞」が、子どもの命を守ります。

地震、津波、台風、火災などの災害は、発生場所や時刻、季節によって被害の状況は千差万別です。そこで、提案したいのが「防災はがき新聞」です。災害時の状況を自分事としてイメージし、どのように工夫して避難をするのかを「防災はがき新聞」に書くことで、いざという時に冷静に判断し、柔軟に対応できる実践力を養うことができます。
また、短時間でコンパクトに書けるので、教師の多忙さと指導時間数の軽減が図れ、子どもたちも主体的に取り組むことができます。
まずはやってみてください。意外なほど簡単です。子どもたちの命を守るためにぜひ。

「防災はがき新聞」で防災対応力を高める!

災害から安全に避難するストーリーを自ら創作し、さらにクラスメイトと読み比べることで、具体性を持った防災行動をイメージできるようになり、いざという時の実践力になります。
防災学習としての「防災はがき新聞」をぜひ授業に取り入れてください。

手軽にできるだけじゃない

現在、学校で防災教育が行われていますが、果たして実際の大災害に対応できるスキルを育てているのでしょうか。
「防災はがき新聞」は、信頼性の高い東京大学生産技術研究所目黒研究室の「目黒巻(めぐろまき)」の理論に基づいています。目黒巻は、具体的な災害を想定して自分を主人公にしてストーリーを時系列で書いていき、仲間との対話を通して、冷静に判断し柔軟に対応できる実践力を養うものです。しかし、指導にやや時間がかかるのが課題でした。
そこで、目黒巻のよさを生かしながら、時間と手間をかけずに実践できるように考案されたのが「防災はがき新聞」です。とにかく手軽にできます。そして「主体的・対話的で深い学び」にもつながります。

日本新聞協会NIEコーディネーター 関口 修司

理想教育財団では、はがき新聞の原稿用紙や活用実践例の小冊子などを助成しています。助成物品に関する詳細はこちらの「助成物品のご案内」ページをご覧ください。

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