偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

「五つの心」
 ・はいという素直な心
 ・すみませんという反省の心
 ・おかげさまという謙虚な心
 ・させていただきますという奉仕の心
 ・ありがとうという感謝の心

辻 仁成さん(作家)『海峡の光』

 人に好かれる人は、この五つの心を持っている人だと思います。いつもこの五つの言葉を口にできる人は、多くの人に愛され、信頼されて幸せな人生を築いていけるでしょう。もちろん、健康で安全な生活を営む努力も、新しい知識や技術を獲得する努力も必要ですが、心の在り方ほど大切で、必要なものはありません。(中略)

 コンピュータによるあふれるばかりの情報が生活の多様化をもたらし、人々の価値観も多様になった現在、好ましい人間関係を築く技術を学ぼうという試みもされていますが、それよりもこの五つの心を持てるように努めればいいのではないでしょうか。

(『子どもの心を育てる珠玉の言葉』佐藤允彦著/ 学事出版より)


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