子どもに届けたい今日のひとこと【98】｜子どもに届けたい今日のひとこと｜エッセンスの引き出し

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典（書名・著者名・出版社名）を明記して下さい。

	学級通信･学年だより

夢を持つ生き方のすすめ

　自分なりの夢を持ち続けている人と、そうでない人とは生活の仕方に違いがあるんじゃないかな。たとえば、自分のやるべきことを実践して毎日を生き生きと過ごしている人と、そうでなく、その日その日を適当に過ごしている人や周囲に引きずられて自分を見失っている人とは、自ずと将来に違いが出てくるのでは？

　自分なりの目標を持つことがいかに大切か、よく考えてみよう。人は不思議なもので、100を目標にして努力したら、80とか90まで自分を高めることができるけど、50を目標にしたら、80とか90までは引き上げられないんだよ。でも、一気には無理だよね。小さな歩みの積み重ねだと思うよ。（中略）

　でもね、この時期「何もしたくないな」と思っている人もいるんじゃないかなあ。実は私もそんな時があるんだ。そんな時は一緒に夢を語ってみようよ。友だちにもそういう人がいたら、声をかけて元気づけようよ。

（『クラス担任が自信をもって「語る」12カ月』担任学研究会編著／学事出版より）

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