子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・校長室だより

「心・技・体+生活」を大切に

増田 正(長野県大鹿村立大鹿中学校長)

「ルーティーン」という言葉を最近よく耳にします。ラグビーの五郎丸選手のキックをする前のルーティーンはおなじみです。イチロー選手にもさまざまなルーティーンがあるようですが、生活の中での次のルーティーンはすばらしいなあと考えます。「ロッカーに戻るとすぐスパイクを磨く」のだそうです。そして、「オイルを使ってグローブの手入れをする」。使用後の用具に感謝を込めて向き合います。

 

 日常で何気ないけれど大切なことを毎日欠かさず続けるということです。「下駄箱の靴を揃える」「元気よく挨拶をする」「自分の靴下は自分で洗う」など、日常の中で、自分で決めたことを毎日、意識して真剣に取り組むようにするのです。

 一度これらを続ける習慣ができ上がると、その習慣はずっと続きます。そして続ければ続けるほどやめたくない、サボりたくないという気持ちになります。さらに続けていくと自信になります。このようにして生活習慣で育んだ自信ある強い心は、スポーツに限らず、学校生活の中でも学習をはじめあらゆることに対する粘り強さとなり、自然と好結果につながるのです。

(『月刊プリンシパル』2017年1月号「子どもに語る例話」/学事出版より)


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