子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

半分の揚げパン

 私は3人兄弟の長男で、「お兄ちゃんだから我慢してね」と母親に言われて育った。しかし、小学生の私にとって許せなかったのが、おやつの配分である。当時の私は、「歌舞伎揚げせんべい」に凝っていて、こればかり食べていた。一袋をきっちり三等分するのだが、この三等分というのが許せなかった。

 兄は大きいのだから、そのぶん余分に欲しいと思っていた。(中略)大きくなったら、一人で「歌舞伎揚げ」を一袋全部食べるぞと心に誓っていた。

 ところが、大きくなっていざ実行してみると、想像していた満足感がないのである。この空しさはなんだろうと考えてみた。(中略)そして、分かったのだ。この空しさは、分け合って食べることができなくなったことから生じるんだと。

 昨日の給食で揚げパンが一つ余ったよね。たくさんの人がじゃんけんをして、最後に〇〇君と△△君が残ったな。そしたら、半分ずつ分けてたなあ。半分こは、おなかだけでなく心も満たすぞ。

(『こんな時どう言い返す ユーモアあふれる担任の言葉』池田修著/学事出版より)


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