子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・校長室だより

まずは姿勢を正す

 体育館に一歩足を踏み入れたら、背筋をぴんと伸ばし体育すわりで整列した全校児童が待っていました。「静かだね。姿勢がいいね…」と声をかけながらステージに立ち、こんな話をしました。

 おはようございます。今日はみなさんの背筋がぴんと伸びているので、ああ、お話をしっかり聞いてくれそうだな、といい気分でいます。
 姿勢がよいと、「お話を聞く準備ができていますよ」と、相手に伝えることができます。姿勢をよくすると、しっかり話を聞こうと、気持ちが引き締まります。そうすると、聞くお話がよくわかるようになります。
 どうでしょう。国語の時間や算数の時間などのときは、先生のお話を姿勢よく聞いていますか。お友だちの話を姿勢よく聞いていますか。

(『教師の願いを子どもに届ける今日の一言』武正光江著/学事出版より)


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