子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
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対象学級通信・学年だより

「虹は七色」「リンゴは赤い」とは限らない

 ところで「虹は何色(なんしょく)?」と問われれば、日本人はたいてい七色と答えます。ところが世界には虹は六色、あるいは五色と数える国がいくつもあると、言語学者の鈴木孝夫氏は『日本語と外国語』の中で紹介しています。

 虹の色はプリズムを通すと一番波長の長い赤から波長の短い紫まで連続的に色が変化していますから数え方も様々で、なかには虹は三色、二色と教える民族もあるそうです。

 

 また、鈴木氏によれば、リンゴの色と言えば日本人は赤を連想しますが、フランス人の多くは緑を連想すると言われ、日本の子どもはお日様を赤で描きますが、太陽の色は黄色、あるいは白とする国もあるそうです。

 このように、国や民族によって色の捉え方は様々ですが、色を見て瞬時に判断する必要があるときには、万国共通の色の基準が欲しいところです。

(『先生のためのことばセミナー』加藤昌男著/学事出版より)


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