子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

耳で聞き、口に出して覚える助数詞

 日本語を学ぶ外国人がいつも不可解に思うのは、数の発音です。数字の「1・2・3」は「イチ・ニ・サン」とも「ひとつ・ふたつ・みっつ」とも「ひい・ふう・みい」とも読みますし、野球のカウントなら「ワンボール・ツーストライク…」となります。「一日」は「イチニチ」とも「ついたち」とも読みます。

 回数を数える時は「1カイ・2カイ・3カイ」ですが、建物の「階」は「1カイ・2カイ・3ガイ」と発音します。「1本・2本・3本」は「イッポン・ニホン・サンボン」、「匹」なら「イッピキ・ニヒキ・サンビキ」です。

「二十四節気」や「二十四の瞳」は「ニジュウシ」で「ニジュウヨン」とは言いません。虹の色は「ナナ色」ですが、「七福神」は「シチ」と発音します。日本語を母語とする私たちはいつの間にか身につけていますが、日本語を学ぶ外国人にとっては苦労の種のようです。
 ものの数え方は、理屈として覚えるより、耳で聞いて口に出してようやく身につくものです。

(『先生のためのことばセミナー』加藤昌男著/学事出版より)


「子どもに届けたい今日のひとこと」バックナンバー

助成物品のご案内

はがき新聞づくりのすすめ

学級力向上プロジェクト

プリントコミュニケーションひろば

「防災はがき新聞」で防災対応力を高める!

2024年度実践報告書ご提出のお願いとはがき新聞ご利用継続のご確認

プリントメディアの研究情報誌「季刊理想」

理想教育財団について

通信づくりの知恵袋

新聞入門ナビ

2色プリントの研究

無料冊子プレゼント

財団だより

トピックス