子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

使えば使うほど豊かになる

「朝の運動」に取り組みはじめて半年ほどたちました。
 4月には「しっかりひじを張って、ここに足を乗せるんだよ」と言い終わらないうちに頭が床についてしまい、カエル倒立を失敗していた1年生。「おなかを持ち上げるよ」と持ち上げたはいいけれど、手を離したとたんブリッジがつぶれてしまった2年生。

 半年ほどたった今では、カエル倒立をやっている子をちょっと揺すってもびくともしません。「はい。片手を上げて……片足を上げて……」と言うと、軽々と手や足を上げ、片手ブリッジや片足ブリッジができるようになりました。

 人間の力のすごいところは、何回も何回も練習を重ねるとできるようになり、能力が高まっていくことです。使うとすり減っていく消しゴムとは違います。どんどん強く、豊かになるのが人間の力です。

(『教師の願いを子どもに届ける今日の一言』武正光江著/学事出版より)


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