子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

早咲きがあれば、遅咲きもある。人それぞれの春がある。

 年の暮れに咲く梅があれば、3月になって咲く梅もある。梅でも種類が違えば早く咲くものと遅く咲くものがある。
 それでは、同じ木ならばどうだろう。同じ木に咲く梅の花でも早く開くつぼみとゆっくり開くつぼみがある。
 人間だって同じ。早く伸びる子もいれば、ゆっくり伸びていく子もいる。焦ったところで仕方がない。今をしっかり生きること、背伸びをせずに生きること、それがいつか咲く、咲き方を決める。
 人それぞれの春を待て。

(『絵とことばで伝える在り方生き方の講話』関口修司著/学事出版より)


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