子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・校長室だより

八郎

『八郎』(斎藤隆介作、滝平二郎画、福音館書店)という絵本がある。大男の話である。秋田に住む、雲を突く大男の八郎。

 大きくなりたいと思っていたが、なんで大きくなりたいのかは自分でもわからない。海沿いの田んぼに波が襲ってきたときだ。彼は、小山を海に投げ入れ、それでも津波がおさまらないとわかったとき、みずから海に入る。そのとき、
「わかったあ! おらが、なしていままで、おっきくおっきくなりたかったか! おらは、こうしておっきくおっきくなって、こうして、みんなのためになりたかったなだ、んでねが、わらしこ!」
 そして、できたのが八郎潟だという話だ。

(『こんな時どう言い返す〜ユーモアあふれる担任の言葉』池田修著/学事出版より)


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