子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・校長室だより

夢から未来が創造される

古清 水巌(長野県佐久穂町立佐久穂小学校長)

 先日、ロボットが受付をしているお店に入りました。すると、「受付番号は何番です」と私の顔を見て言ってくれたので驚きました。また、歌をうたったり、ギャグを言ったりもできるということを聞いて、また驚いてしまいました。

 このロボットには、嬉しいとか悲しいという感情もあって、嬉しすぎると泣いてしまうこともあるようです。開発をした人は、自分で考え、思いやりの気持ちが持てるロボットにしたいと考えたということです。きっと、「こんなことができる世の中になるといいな」と夢を持ったところから開発がスタートしたのだと思います。(中略)そして今、それが現実のものとなり、夢であったことが、夢でなくなっています。

 なぜ、そんなことができるようになったのでしょうか。それは、より良い生活が送れるようにするためには、どうなっていけば良いのかを想像し、どうすればできるのかを考え、工夫をしたからこそ生まれてきたのだと思います。(中略)

 今年はどのような発明や発見があるのでしょうか。また、10年後には、どのような発明や発見があるでしょうか。皆さんが考えた「こんなことができれば良いな」ということが実現して、それが世の中の役に立っているかもしれませんよ。そんなことを考えると何かワクワクしてしまいますね。

(『月刊プリンシパル』2018年1月号「子どもに語る例話」/学事出版より)


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