子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

「鳥の目」と「虫の目」で見る。

原田泰治(グラフィックデザイナー)

 原田さんの絵は、素朴でしかも緻密で独特の雰囲気をもっているので人気があります。一時期、週刊誌の表紙を飾っていました。(中略)その頃の朝日新聞の日曜版に「原田泰治の世界」が二年半にわたって連載され、その後、アメリカでも個展を開いて絶賛を浴びました。特にセントラルパークを俯瞰した絵が素晴らしく、どうしてこんな絵が描けるのか、と大変な話題になりました。

 原田さんは子どもの頃、小児マヒで歩くことができませんでした。高台にある家の庭先から、眼下に広がる景色を、まるで鳥の目で見るように見下ろしたり、地面を這う生き物や植物を、虫になったような気持ちで眺めたそうです。「鳥の目」と「虫の目」で観察して心に焼き付け、今でも鮮明にその風景を描くことができるといいます。

 モノの細部を見る虫の目と、全体を俯瞰する鳥の目で見る見方が原田さんの絵の基本となっているのです。(中略)ものの考え方もそうあってほしいと思います。狭い自分の周りのことだけでなく、社会や、広く世界の動向まで関心を持ち、できることを実践してください。

(『子どもの心を育てる珠玉の言葉』佐藤允彦著/学事出版より)


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