子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

知性は身体や、それを囲む社会や文化という文脈の中ではじめて生きる。
せっかく身につけた知も、それが周囲の文脈に着地しなければ、そもそも生かす方法がない。

(「日本経済新聞」2017.12.7)森田真生(独立研究者)

 森田氏は、小学校3年生までをアメリカのシカゴで過ごし、4年生から日本の小学校に編入した。大きな戸惑いがあった。シカゴでは、授業は生徒の進度に合わせたグループごとに行い、時間割はない。宿題もほとんどなかった。

 それが日本では大きく違った。机は同じ向きに並んでいる。時間割は決まり、先生の話を一方的に聞く授業スタイル。当初は新鮮さを感じていたが、途中から違和感を覚え始めた。自分の意見を言うのが「かっこいい」ことだったシカゴに対して、日本ではそれが「うざい」ことであることを知ったからだ。

 理科の実験で、芽が出るはずのない条件下で種を育てたら、なぜか発芽したのだ。その事実に感動し、レポートを克明に書いたら、先生から×を付けられた。事実には×も◯もないはずなのに…。この時ばかりは頭にきた。正解はすべて先生が握っているのだ。

 しかし、それから氏は格闘した。(中略)周囲との同調をよしとする場所に身を置かないで、日本という文脈に着地するしかない。それが好きな数学を中心とした自称「独立研究者」という道だった。そこには自分を絶対化し他を排除するといった頑なさはない。

(『月刊プリンシパル』2018年2月号、この人この言葉/学事出版より)


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