子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象 学級通信・学年だより

できない理由を探すな

渡部昇一『自分の品格』

 人生は選択の連続だというとおり、日常のささいなことから人生を左右するような大きな選択までたくさんある。せっかく選択しても自分の意に反する結果に終わることもある。修復可能な小さな選択なら、たとえ失敗してもあまり気にすることもないが、あまり気が乗らない、やりたくないことを強いられるとどうしてもやりたくない理由を探して断ろうとする。一方で、やりたいのだけれど自信がないし、失敗するのが恐いからという理由でやれない理由を探すということもあるだろう。

 渡部さんはそういう消極的な生き方では人生が開けないし、運をつかめないと言う。 (中略) 小さな目標でも大きな目標でも、どっちみち苦労はするのだから高い目標をもち、志を保ちながら毎日を過ごしていけば必ず「天から助けのロープが下りてくる」ものだ。一流の域に達した「品格のある人」に共通しているのは少々困難であっても簡単に投げ出さないことだ、と述べて「諦めない心」の大切さを力説する。

(『生徒に贈る夢と希望がふくらむ150の言葉』佐藤允彦著/学事出版より)


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