子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象 学級通信・学年だより

人がなぜ友だちを必要とするかといえば、ほめてくれる人がいないと
人は生きてゆけないように作られているからなのです。

清水佑三『心の中の忘れもの』

 中・高校生に「困ったことがあったとき誰に相談しますか」と聞くと、ほとんどが「友達」と答える。学校生活やクラブ活動のこと、進路のこと、異性のこと、身体的なこと、買い物のことなどなど、限りない。

 

 友達に聞いたからといって問題が解決されることはあまりない。それでも聞くのは友達に自分のすること、考えていることを認めてもらいたいからである。多少無理があっても友達は滅多に反対することもなく、「それでいいんじゃない」「やってみたら」などと言う。それで肩の荷が軽くなる。友達が必要なのは遊ぶためではなく、自分と同じ立場に立ってくれるからである。自分に自信がもてないでいるとき、自分を認めてくれるからである。

(『生徒に贈る夢と希望がふくらむ150の言葉』佐藤允彦著/学事出版より)


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