子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

肩書きが人間を持ち上げるのではなく、人間が肩書きを輝かせる。

マキャベリ(イタリアの政治思想家)

 肩書きのある人は、それなりに努力し、苦労してその地位を得たわけですが、人間として優れているのかどうか、敬愛すべき人なのか、信用するに足る人かどうかはわかりません。権謀術数で地位を得る人がいるのはいつの世でもあることですから。(中略)

 ある高校生が、塾の講師に「教員になるならW大学を出なければダメだ」と言われて努力しましたが、思うように成績が伸びずノイローゼになりました。相談を受けた進路指導の教師が「学歴で子どもを教えられる?」と諭して、教師として求められる資質は何かを丁寧に話しました。その生徒は自分の実力に見合った大学に入り、卒業後は子どもの気持ちがわかる教師になりました。

 どんなに高い肩書きや学歴があってもそれだけで人はついてきません。実力がある人がその地位に就いたとき、肩書きが輝くのです。

(『子どもの心を育てる珠玉の言葉』佐藤允彦著/学事出版より)


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