子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・校長室だより

一道に携わる人は、一生の間、自分を磨きつづける

清川 妙『幸せな自分に出会うために』

 人生で成功するには、能力が50%、努力が35%、運命が15%であると宮城音弥が『能力・努力・運』(岩波ジュニア新書)の中で述べている。人生の「成功」や「幸せ」とは何か。人それぞれの考えが異なるのは当然だが、もって生まれた才能が開発するか否かは、その人の素質や努力によるところはもちろん、それ以上に他者との出会いによるところが大きいのではないだろうか。

 偶然の出会いが人の一生を変えることはよくあることだが、その偶然の出会いを必然の出会いにするのは、やはりその人のもつ感性によるものだろう。  今日の高度情報化社会にあっては、情報のネット化で人と直接会わずに知識・情報が得られるけれども、感情や意欲はコンピュータでは得られない。やはり生身の人間とでなければ、心に染みる刺激が得られないだろう。

 人との出会いも才能のうちだ、と言われると困るが、清川妙さんは、「才能がなくても、それを一生の仕事として続け、働きぬいていく人は、才能があるとうぬぼれている人をいつか追い抜く」と励ましてくれる。(後略)

(『生徒に贈る言葉の花束』佐藤允彦著/学事出版より)


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