子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

人間の持ちもののうちで一番素晴らしいものは、笑顔なのだ。

森 瑶子(作家)『非常識の美学』

 人間がもっとも穏やかな気持ちになるのは笑顔に触れた時だ。(中略)笑顔は誰にでももてる貴重な財産だが、その価値に気づいている人は案外少ないのではないだろうか。

 ロシアを旅した時のことである。日本なら女優として十二分に通用するような若く美しい人をたくさん見かけたが、ロシア語がわからないので英語で話しかけても通じない。言葉のわからない旅ほど辛いものはない。しかし、旅の最後になって素晴らしい笑顔に出会って楽しい旅となった。

 有り金のルーブルは使いきらないと帰国して円に換金できないので、市場で買えるものを物色していた。その土地の名産が蜂蜜だと聞いて、売り場の中年の女性に有り金すべてを見せて買えるだけの蜂蜜をください、と英語で言ってみた。言葉は通じなかったが気持ちは伝わったのだろう、こぼれるような笑顔で小瓶に半分ほど蜂蜜を入れてくれた。嬉しかった。蜂蜜を買えた喜びよりも、厳しい顔つきばかりに接していた緊張感が、心からの笑顔に接して一度に解けてしまったのだ。青い眼も素敵だった。(中略)

 森さんの言うように、一日に一時間でいい。ニコニコしてみたい。それが身についたら、自分でもびっくりするような反応があるかもしれない。笑顔はきっと幸せな人生を運んでくれるに違いない。

(『生徒に贈る夢と希望がふくらむ150の言葉』佐藤允彦著/学事出版より)


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