子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

新聞を楽しもう

「セレンディピティ」という言葉がある。ノーベル賞受賞者がよく口にする言葉である。地道に研究を続けるうちに偶然の発見があるときなどに使う。

 最近は効率よく無駄のない知識の獲得の仕方や調べ方が当たり前になり、寄り道や回り道のような非効率な方法は、まるで悪いかのように考えられることもある。

 

 せめて子どもたちには寄り道の学習を経験させたい。大きな紙面の新聞を読んでいるうちに何となく目に入ってくる見出しに大喜びをする出会い、小さなセレンディピティが必ず子どもたちを育ててくれるに違いない。

(『絵とことばで伝える在り方生き方の講話』関口修司著/学事出版より)


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