子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

カッとしたときも、きれいな言葉をつかってごらん。

 ふだんからきれいな言葉をつかっている子どもでも喧嘩はする。それでも、そんな子どもが喧嘩をするときは、どこかが違う。
 カッとして相手の名前を大声で呼ぶときも、「〇〇!」ではなく、「〇〇さん!」と言ってしまう。
 「さん」という、ごく短い間(ま)に、いつの間にか争う声が小さくなる。いつの間にか尖った顔が柔らかくなる。この不思議。

(『絵とことばで伝える在り方生き方の講話』関口修司著/学事出版より)


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