子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

好きなことをやるのは、実は成功への近道。

日下 公人さん(多摩大学名誉教授)

 好きなことをやるのは、実は成功への近道で、だれでも、社会が求めるものを感じとる素直さと、「社会の役に立ちたい」と思う心があれば、その人がやりたいと思うことが必ず成功する。

 新聞の進路についての特集の中で話した言葉です。(中略)  教育の成果は、自分の足でしっかりと立ち、社会の一員として生き抜いていける人間をつくることであり、10年後の自分を見つめ、自分は何になりたいのか、自分の夢を思い描いてみようと話す中で、標記の言葉が出てきました。

 

 続けて、人生は単線ではなく複線。今後ますます人生の複線化は進む。だから、失敗したり、壁に突き当たっても、また考え、軌道修正すればいい。やりたいことを始めるということは、自分に責任をもつことだ、と述べています。

(『心を育てる言葉の贈り物』岩田壽夫著/学事出版より)


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