子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

今日学んだことは、今夜、あなたが眠っている間に
記憶になります。知識になります。

 先日、新聞を読んでいましたら、
 「東北大学の研究チームが、睡眠時間の長い子どもほど記憶や感情に関わる脳の部位『海馬』の体積が大きかったことを突き止めた」という記事がありました。

 睡眠時間が10時間以上の子どもは、6時間の子どもより「海馬」の体積が1割程度大きいのだそうです。一般的に、脳は睡眠中に、学習した情報から余計な情報を省いて効率よく整理し、長期的な感覚や記憶として処理するそうです。
 睡眠を十分にとって心身ともに健康な生活を心がけましょう。

(『教師の願いを子どもに届ける今日の一言』武正光江著/学事出版より)


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