子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

本気ですれば

 新しい学年に進級して1カ月ほどたちましたが、「今年の目標」達成に向けた努力は順調ですか。  「今年の目標」を書いたときには、「よし! 頑張るぞ!」と気合い十分だったのが、少し手を抜き始めたかもしれないと思っている人はいますか。ここで、もう一度、自分の本気度を見直してみましょう。

 後藤静香(ごとう・せいこう)さんが「本気」という詩でこう言っています。《本気ですれば/たいていな事ができる/本気ですれば/なんでも面白い/本気でしていると/だれかが助けてくれる》

 みなさんは本気でしたか。「漢字テストで100点をとる」と言っていたあなたは、毎日の家庭学習で漢字の練習を欠かさずにやっていましたか。家庭学習をやらない日があったなあと思い当たる人は、本気をだしましょう。本気でやったら努力することが面白くなります。

(『教師の願いを子どもに届ける今日の一言』武正光江著/学事出版より)


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