子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

「これが最悪」などと言える間は、まだ実際のどん底なのではない。

シェイクスピア(劇作家)『リア王』

 重傷を負った人は「痛い」とは言わないで、言葉にならない唸り声を出すだけです。本当に苦しいときは、苦しいとさえ言えないものです。(中略)

 試験に失敗しても、大切な物をなくしても、失恋することがあっても、「もう! 最悪」などと言わずに、捲土重来(けんどちょうらい)を期して前向きに過ごしていれば、きっと失地挽回(しっちばんかい)のチャンスが訪れてくるでしょう。

「人生は学校である。そこでは幸福よりも不幸のほうがよい先生である」という言葉があります。ピンチを乗り越えたとき、喜びと自信というごほうびが与えられるのです。
「音(ね)をあげる」と言いますが、「音」が出るうちはまだまだ大丈夫です。

(『子どもの心を育てる珠玉の言葉』佐藤允彦著/学事出版より)


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