子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

オレが頑張ったって世の中は…

「オレが頑張ったって世の中にはなんの影響もない」「なんか空しい」という生徒に、なんて言い返しますか?

 確かにそうかもしれないなあ。私がこの世から消えたとしても世界の動きには大きな問題はないだろうし…。空しいといえば空しいが、空しさを感じる私が変わればいいんじゃないか?(中略)

 つまり、君がサングラスをかけて世界を見れば、世界そのものは変わっていないのに暗い世界が広がるだろう。今まで見えていたものが見えなくなることになる。
 しかし、逆に近眼の君が君の視力に合ったメガネをかければ、今まで見えていなかったものまで見えてくるだろう。

 そうだとすれば、世の中がおかしかったとしても君が見方を変えるだけで、良い部分が見えてくることもあるだろう。そうやって気持ちを安定させておきながら、実力をつけて、世の中そのものを良い方向に変えていけばいいのではないかな。先生は、今でもそうしているつもりだよ。

(『こんな時どう言い返す』池田修著/学事出版より)


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