子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・進路だより

勉強は、しなさいと言われてするものではなく、したくなった時初めて意味を持つものだ。

落合 恵子(文筆業)『「わたし」を好きになるために』

「人に出会うことは、言葉に出会うことでもある」と落合さんは言う。落合さんは暮らしのなかで出会った人の心に残る言葉を紹介しているが、そのなかに標記の言葉があった。

 

 76歳の女性は、戦争中に何も言えなかった「もの言わぬ女」だった。今は学ぶために図書館に通っているという。「沈黙していても何も変わらない。沈黙していたらまた、この社会を悪くすることに加担するかもしれない」と、沈黙することを選んでいた昔の自分を反省する。

 この女性は鉛筆を削るときに子どものように胸がときめくという。「知らないということは、とても豊かなことだ。そして知らないことを少しずつ知っていることにするのは、なお素晴らしいことだ」という言葉に共感する。「女学校時代は勉強は好きでなかったのに…」という言葉の後に標記の言葉が続く。

(『生徒に贈る夢と希望がふくらむ150の言葉』佐藤允彦著学事出版より)


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