子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

一日3語、一年で1000語

 朝起きたら、まず新聞を広げ、一面のコラムを声に出して読んでみます。字数はどの新聞も500字前後、ゆっくり読んでも2分ほどで読めます。内容も、中学生、高校生であれば理解できるものです。ところが、試しに読んでもらうと、多くの生徒は途中で何回か立ち止まることになります。初めて出会う単語や、意味は想像できても読み方がわからない言葉にぶつかるからです。

 たとえば、「一段落」は「いち(・・)だんらく」か「ひと(・・)だんらく」か、「上意下達」は「げ(・)たつ」だったか「か(・)たつ」だったか……。発音に自信のない言葉は《自分の言葉》とは言えません。(中略)

 使ったことのない言葉に出会ったら、意味を調べ、用法を調べ、読み方を確認する。一日3語身につければ、一年で1000語、語彙が増えていきます。新たに獲得した話題や言葉を活用することで、知識も発想も物の見方もふくらんでいきます。

(『先生のためのことばセミナー』加藤昌男著/学事出版より)


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