担任から子どもたちへのメッセージ

長年、小中学校の教師および学級担任を務めてきた著者らによる「通信や講話で伝える希望のメッセージ」。日々の子どもたちとのふれあいから生まれたメッセージは示唆に富み、ユーモアを交えた温かみのある言葉の数々は子どたちの心に響くことでしょう。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

まずやってみよう 始めてみよう
歩きださなければ ゴールに着かない

 2学期がもうすぐ終わりますが、2学期の初めに決めた目標の達成に向けて、あなたの取り組みは順調ですか。
 「『2学期に40冊の本を読む』と決めていたAさん、『校庭を400周走る』と決めていたBさん、目標は達成できそうですか」
 「23冊読んだんだけどなあ」
 「頑張ったんだけれど、312周しか走れなかったよ」
 「わたし、毎日、日記を書こうと思っていたんだけれど…」

 目標達成までもう一息だったようですね。でも、始めることが大切です。始めなければゴールには着かないのですから。(中略)
 今すぐ始めましょう。3月のゴールまでには3カ月ばかりあります。

(『教師の願いを子どもに届ける今日の一言』武正光江著/学事出版より)


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