担任から子どもたちへのメッセージ

長年、小中学校の教師および学級担任を務めてきた著者らによる「通信や講話で伝える希望のメッセージ」。日々の子どもたちとのふれあいから生まれたメッセージは示唆に富み、ユーモアを交えた温かみのある言葉の数々は子どたちの心に響くことでしょう。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

間違えるから、覚える。失敗するから、できるようになる。

 子どもに「できた」喜びを味わわせることが、自信をもたせ、自己肯定感をもたせることになるとよく言われる。成功体験である。そのことを否定するつもりはないが、それだけではいけない。失敗体験も必要なのだ。

 間違えを自ら直すことで、本当に理解する。失敗を自ら乗り越えることで本当に強くなる。逆境に対する強くしなやかな心、「レジリエンス」である。

(『絵とことばで伝える在り方生き方の講話』関口修司著/学事出版より)


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