学級通信 お役立ちコラム

第66回 ①道具にこだわる(保護者向け)
「弘法筆を選ばず」ということわざがありますが、私たちは弘法ではないので、きれいな字が書ける筆記用具を選び、使いたいものです。道具にもこだわることで、書き手の気持ちが相手に伝わるのではないでしょうか――かつて研修で聞いたこの言葉を今も心に留め、ここぞというときはインクの濃淡や線質に思いを込めやすい万年筆を使っています。なんでもいいではなく、選んで使う道具の力も借りて気持ちを伝える楽しさを味わっています。一方、こだわることは悩むことでもあります。子どもたちの悩み考える姿を見守りながら、今月の単元「ことばを伝える」に取り組んでいきます。

第66回 ②お気に入りのもの(子ども向け)
 雨の日は湿気で髪が広がるし、洗濯物も外に干せないので苦手ですが、嫌いではありません。むしろ少し待ち遠しいくらいです。雨の日にはお気に入りの傘を差せるからです。小6のとき、初めて自分のおこづかいで紫色のチェックの傘を買いました。重たい雲と雨が街を包んでいても、お気に入りの傘をパッと開けばそれだけで心が晴れ晴れしました。みなさんも自分を勇気づけてくれたり楽しい気持ちにしてくれる、お気に入りの洋服や色があるでしょう? どんなときも一緒に連れていく相棒(あいぼう)のマスコットをもっている人もいるんじゃないかな? 大切にしていきたいですね。

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