学級通信 お役立ちコラム

第4回 ①祭りの日の子どもたち(保護者向け)
 夏が来ると「祇園場(ギオンバ)」を思い出します。私の故郷、中山道の宿場町で昔から連綿と続いているお盆祭りです。
子どもたちは地域ごとに集まって、「わっしょい、わっしょい」と掛け声をかけながら、市内の神社を参拝します。太鼓を叩き、小学生たちを見守る中学生。このような人間関係の中で、郷土愛が育まれていったと思います。
 夜になると、提灯(ちょうちん)に火を灯し、市内を練り歩き、地域の大人たちは子どもにご馳走を振る舞います。
 子どもは親からご先祖の話を聞きます。自分たちが存在するのは、先祖のおかげと感謝し、誇りを持ったものです。
令和の時代になっても、それぞれの地域に継承されている伝統行事を絶やさずにしていきたいですね。

第4回 ②七夕に刻む「願い」(生徒向け)
 子どもの頃、7月7日には短冊に大切な願いごとを書き、誰にも見せず、竹の細い枝にそっとつるすのが好きでした。この行為には、大切なことが二つ含まれていると思います。
 一つは、自分の願いを明らかにするということです。小学生であれ、大人であれ、自分が何を思い、願っているのかがわかっている人は、毎日の出来事を積み重ねていくうちに、夢に近づくことができるでしょう。
 二つ目は「紙に書き残す」ということです。感情や記憶、思考は、書き残すことによって、整理できるのです。
 うまくいかないことがあって、感情を動かされる出来事があっても、自分の気持ちをふりかえり、強い夢を持つことができる、そんな人になってほしいと願っています。

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