学級通信 お役立ちコラム

第30回 ① 親の関わり(保護者向け)
 先日カナダに住む友人から「子どもの成長には親の関わりが大切という意識が強く、勉強も習い事も親が関わろうとする。下校後は塾や習い事に行かせる日本とは大きく違う」と聞きました。以来、少し早起きして宿題のチェックを始めました。最近は登校前の数分間で漢字の書き順や九九を確認しています。帰宅後は「まずビール」ではなく、息子と一緒にボールを蹴る。結果、運動後の食事のおいしさを再認識。晩酌はテレビを見ながらではなく、娘の今日習ったピアノを聞きながら。結果、音楽が家族の時間に加わり、演奏後の拍手で娘も笑顔に。親の関わりを意識するだけで、こんなにも日常が心豊かになることをカナダの文化から学びました。

第30回 ② なぜ毎日「音読」をするの?(子ども向け)
 人は言葉の意味を「音(おと)」とセットにしておぼえています。ただ字をながめているだけではほとんど意味をおぼえられません。言葉の意味をあたまの中から出したりおぼえたりするためには、字を「音(おと)」にしなくてはならないのです。そして、字を「音(おと)」にする早さが早くなればなるほど、あたまの中から一度にたくさんの意味を引き出すことができるため、よりたくさんの言葉や長い文をいっぺんに、正しくわかるようになります。それでは今日も、登場人物の気持ちになって、元気に音読(=字を「音(おと)」にかえる練習)をしましょう!

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