学級通信 お役立ちコラム

第53回 ①大谷選手の「たまたま野球」(保護者向け)
 いまや誰もが知る大リーガーの大谷翔平選手。彼のインタビューを聴いていると、よく「たまたま」という言葉が出てきます。「たまたま飛んだコースがよかった」から、「たまたま球場が小さい」から、ヒットやホームランになった等々。そして、天職とも思える野球についても、「頑張りたいなって思える何かが、僕にとってはたまたま野球でした」と。私はわが子に「早く夢や目標を」とつい口にしてしまうのですが、将来の夢や目標なんて、実は「たまたまの出合い」があってこそなのかもしれません。そういえば私も「たまたまの出合い」で教師になりました。

第53回 ②大谷選手の「楽しむ野球」(子ども向け)
 大リーグで活躍する大谷翔平選手を見て、「楽しそう」と思うのは私だけではないでしょう。打って走って投げて、そのあとに爽やかな笑顔。見ているこちらにも「ニコッ」が伝染します。ただ、二刀流だって、アメリカ中を移動する試合だって、きっと心も体もキツいはず。でも大谷選手は「好きなことに関して頑張れる才能はあると思います」と語っています。好きな野球だから頑張れる。それを「才能」と言うんだね。みなさんは、いま「好きなこと」をやって、頑張れていますか? 先生は「好きなこと」はやっているかもですが、「頑張れる才能」にはあまり自信がありません。

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