担任から子どもたちへのメッセージ

公立中学校教師歴35年、学級担任歴27年の経験をもち、1960年から学級通信を出し続けてきた山田暁生さんによる「通信で伝える希望のメッセージ」。子どもたちが「自分の居場所」を確認でき、「自分への期待感」がわき上がり、「未来への希望」がもてるようなメッセージの数々は、実体験の深みがあり、子どもたちへのプレゼントのような温かみがあります。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

ジグザグ道だっていいじゃないか(2)

誰だって
くねくねした回り道をするよりは
頂上目指して
まっすぐ まっすぐ
最短距離を進みたいと思っている

でも まっすぐにほ装されたきれいな道と
凸凹していて 曲がりくねり
四季折々に
道端にさまざまな花を咲かせる
野山の道と
どちらが味があるだろう
同じ生きるなら
味のある人生がいい

わき目もふらず
人々の心に寄り道もせず
ただまっしぐらに
頂上に登る
それが人生と言う人は
それでいいじゃないか

しかし、おれは そんな味のないつまらん道は歩かんぞ
「お先にどうぞ。わたしゃちょっと回り道して 草花でもつんで行きます」

ジグザグ道でいいじゃないか
行ったり来たりいいじゃないか
私はそんな人生を歩みたい

(『クラス担任が子どもに贈るハッピーメッセージ』山田暁生著/学事出版より)


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