担任から子どもたちへのメッセージ

長年、小中学校の教師および学級担任を務めてきた著者らによる「通信や講話で伝える希望のメッセージ」。日々の子どもたちとのふれあいから生まれたメッセージは示唆に富み、ユーモアを交えた温かみのある言葉の数々は子どたちの心に響くことでしょう。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

気になる「なので」「だから」「みたい」

 最近、仲間内のくだけた表現が改まった場でも頻繁に使われていることが気になりませんか。その一つが「なので」です。
 「きょうは雨。なので、運動会は中止」といった言い方です。「なので」は本来、「雨なので」「静かなので」と、前の語に続けて使われてきました。ところが「なので」だけを切り離して、接続詞のように使う例を最近よく耳にします。  例えば、「宿題がいっぱい。なので、遊びに行けない」「きょうは寝不足。なので、元気が出ない」という言い方です。これらは、子どもたちが個人的な事情や言い訳を相手に伝える「仲間内ことば」「友だちことば」です。(中略)

「なので」とともに気になるのは、「だから」や「みたい」の連発です。改まった場面で話すのなら「だから」ではなく「ですから」、「…みたい」ではなく人前では「…のようです」と言ってほしいところです。

(『先生のためのことばセミナー』加藤昌男著/学事出版より)


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