担任から子どもたちへのメッセージ

公立中学校教師歴35年、学級担任歴27年の経験をもち、1960年から学級通信を出し続けてきた山田暁生さんによる「通信で伝える希望のメッセージ」。子どもたちが「自分の居場所」を確認でき、「自分への期待感」がわき上がり、「未来への希望」がもてるようなメッセージの数々は、実体験の深みがあり、子どもたちへのプレゼントのような温かみがあります。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

希望の日々を(1)

きみはきのうを
どんなことで終わらせたのかい?
「つまんないな。やりたいことないし」
「よし明日もやるぞ!がんばるぞ!」
どっちを選んで 床についたの?
同じ寝るなら
希望を枕に深い眠りにつこうじゃないか

きみは今朝
どんな気持ちで起きたのかい?
「いやだなあもう朝が来ちゃったのか」
「おっ、朝だ!よしやるぞ!」
どっちの朝を迎えて今ここにいる?
同じ起きるなら
同じ朝を迎えるのなら
希望と共に起きようよ

きみはきょうを
どのようにデザインしているの?
「きのうと同じ」
「きょうはきのうと違う新しい日に」
どっちを選んで今生きている?
同じ1日なら
きみらしい
きのうと違うきょうの絵を
他人とは違うきみなりの絵を
描こうじゃないか
楽しもうじゃないか
きのうは きょうのためにある
きょうは明日に向かうためにある

(『クラス担任が子どもに贈るハッピーメッセージ』山田暁生著/学事出版より)


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