担任から子どもたちへのメッセージ

公立中学校教師歴35年、学級担任歴27年の経験をもち、1960年から学級通信を出し続けてきた山田暁生さんによる「通信で伝える希望のメッセージ」。子どもたちが「自分の居場所」を確認でき、「自分への期待感」がわき上がり、「未来への希望」がもてるようなメッセージの数々は、実体験の深みがあり、子どもたちへのプレゼントのような温かみがあります。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

大木も、もとは小さな苗だった

 あなたの近所に大木がありますか。公園や道路のそばに大木がありますか。古いお寺や神社などには、子どもが何人も取り囲まないと手が届かないほどの大木がありますね。

 その大木はもともと大木だったのでしょうか。そんなはずはありません。もとはと言えば小さな種か、ひょろひょろで細くて低い木の苗だったのです。  それが長いあいだ太陽を浴び、水を吸い上げ、枝を出し、葉っぱを一つまた一つと付けて、じっくり時間をかけて、今見上げるような大木になったのですね。

 あなたの成長もその大木と同じです。じっくり時間をかけていろんなことを勉強し、技術を身に付け、頭と体を鍛えて、人の助けになったり、助けられたりといった栄養を吸収しながら人として大木になっていくのです。

 継続はこうしてあなたを力のある人間にしていくのです。

(『クラス担任が子どもに贈るハッピーメッセージ』山田暁生著/学事出版より)


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