担任から子どもたちへのメッセージ

公立中学校教師歴35年、学級担任歴27年の経験をもち、1960年から学級通信を出し続けてきた山田暁生さんによる「通信で伝える希望のメッセージ」。子どもたちが「自分の居場所」を確認でき、「自分への期待感」がわき上がり、「未来への希望」がもてるようなメッセージの数々は、実体験の深みがあり、子どもたちへのプレゼントのような温かみがあります。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより・学校だより

心のあかを落とそうよ

 体についたあかはお風呂に入り、石けんをつけてタオルでこすり、お湯をかければすぐ落ちる。でも、「心のあか」はなかなか落ちないし、それどころか、放っておくとどんどん心の壁に着いて、とてもみにくい人間になっていくんだよ。
 ところで、「心のあか」って、どんなものだろう。

  • ねたみ…………なんだあいつ、自分ばかりうまくいきやがって。
  • 意地悪…………ひとつあいつを困らせてやろう。面白いよ。ざまあみろ。
  • さげすみ………ば〜か。お前なんかオレと比べりゃ、ダメなやつだ。
  • 憎しみ…………あんな人なんか大嫌いだ。落っこちればいいんだ。
  • あざ笑い………それみろ。いいきみだ。

 こんなあかはきみ特製の心の石けんとタオルで洗い流すしかない。やってみようよ。美しい人になるよ。

(『クラス担任が子どもに贈るハッピーメッセージ』山田暁生著/学事出版より)


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