子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象 学校だより・校長室だより

なぜ? どうして? あれ? どこかちがう。そんな疑問?が学びを深める。

 6年生の教室を訪問したとき、修学旅行先の鎌倉について調べていたAさんから、
「校長先生、鎌倉の大仏はだれが、どうして造ったんですか」と質問されました。

 たしかに、6年生の社会科では、「奈良の大仏は、聖武天皇が世の中の不安を取り除き、国を安定させるために造らせた」と学ぶのですが、鎌倉の大仏が造られたわけなどを学習する機会はほとんどありません。

 「わたしもよく知りません。調べてみてください」

 数日後、Aさんが、
「校長先生、調べました」と、鎌倉の大仏が造られたわけなどを細かく教えてくれました。その調べた結果をもって修学旅行に出かけました。高徳院では、自慢げに友だちに説明したでしょう。

 なぜ? どうして? と思う心が学習のスタートです。

(『教師の願いを子どもに届ける今日の一言』武正光江著/学事出版より)


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