子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・校長室だより

育っているか、たくましい子

 みなさんの身の周りにリモコンがいくつありますか。テレビ、エアコン、オーディオ……と思ったよりたくさんありますね。ついでにもうひとつ調べてみましょう。起きて動いている時間、たとえば外で遊ぶ、スポーツをする、お手伝いをする、などの時間と、座ったり寝転んだりしている時間、たとえばマンガを読む、テレビを見る、ゲームをするなどの時間の合計はどうなっているでしょう。

(中略)

 最近、子どもたちの体力や運動能力がどんどん落ちてきて、すぐケガをしたり骨折をしてしまう子が増えているといわれています。今まで体を動かしてやっていたことがリモコンを使って指先一本でできてしまいます。同じように体全体を使ってやっていた作業がスイッチひとつで機械がやってくれるようになりました。便利であることが間違いだとは思いませんが、体を使わなくなったことが問題です。

(中略)

 どうやら便利なものに頼ったり、体全体を使わない楽な方法を選んでいるうちに子どもたちの体はひ弱になってしまったようです。自分たちの未来の夢をかなえるためにはどうしてもたくましい体が必要です。友達を誘って太陽の下で元気に遊ぶ時間を増やすように心がけましょう。

(『心にのこる講話のつくり方&例話』内山利彦著/学事出版より)


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